成長したい若手弁護士にとって最高の環境

得重 貴史
弁護士
2019年1月に中山国際法律事務所(以下、「NP」と表記)から独立した得重弁護士。NPがどのような環境なのか、なぜ成長できるのかについてお話いただきました。
こんばんは。今日はよろしくお願いします。
得重先生:こんばんは。よろしくお願いします。
NPを一言で言うとどんな環境ですか?
得重先生:若くて成長したい弁護士にとっては最高の環境ですね。
どうして弁護士になろうと思ったのですか?
得重先生:高校生の頃、プロ野球の代理人交渉というのを知って、それをやれたらかっこいいなぁと思いました。ヤクルトの古田選手の代理人の方に刺激を受けました。それと、小さい頃から何かの資格は取りたいと思っていて、弁護士の資格が取れた時は嬉しかったですね。
司法修習生の頃の最大の学びは何ですか?
得重先生:迫力を持った文章を書くということですね。どれだけ読みやすくて、かつ、穴の無い書面を書くか。法律を書いてあるのではなく、細かく事実を記述することが重要だなと思いました。
国際法務を志したのは何故ですか?
得重先生:元々英語が好きで、海外の案件がやれるところが良いと思っていました。日弁連からチャンスをもらって、カリフォルニア大学のバークレー校に客員研究員として留学して、同年代の法律家と共に学ぶことで大いに刺激を受けました。
何故、NPへの入所を希望されたのですか?
得重先生:国際法務ができる前提で、大きな法律事務所だと、業務の一部分を担当することはできるかもしれないが、全体像を見ることができないだろうと思って小さい事務所を探していました。あとは、中山先生のお人柄が決め手になりました。髙い理想を追求していて、事務所のコンセプトである、ミッション、パッション、インテグリティを本当に体現されている方だと感じました。多少自分のことを犠牲にしてもクライアントに寄り添う姿勢というのはすごい方だなと思います。個人的にとてもリスペクトしています。
NPの仕事のクオリティをどう思いますか?
得重先生:あらゆることについて最高を追求しています。書面1つとっても、内容のみならず、形式面でも本当に細かいところまでしっかりしたものを作成しています。他の法律事務所だったら、そこまで気にしないだろうという点まで気を配っています。そんなところまで指導してくれる事務所はNPくらいだと思います。クライアントの立場に立つという意識についてもよくご指導いただきました。例えば、裁判というのは弁護士にとっては当たり前かもしれないですが、普通は一生に1回あるかないかの出来事ですから、クライアントの気持ちをよくよく理解していることが大切だと。
NPは働きやすい職場ですか?
得重先生:ストイックな面もありますが、テレワークができるので、とても働きやすいです。
例えば、どんなところですか?
得重先生:所内のカレンダーに「FM(Family Matterの略)」と記入しておくと、細かいことは職場内でお互い詮索せずに休暇を取得することができて、とても助かりました。
NPでは何年間活躍されたのですか?
得重先生:2年強です。
英語の案件が多いのですか?
得重先生:7割程度は英語の案件です。ただ、英語が不得意な人でも英語力や希望に応じて案件が割り振られるので、安心してください。
英語案件を担当してみて如何でしたか?
得重先生:中山先生の元で仕事をさせてもらっていれば、自ずと英語力は上がると思います。それに、IPBAの活動に参加すると、英語圏の弁護士と知り合う機会が多々あります。日本で英語ができる弁護士は限られているので、中山先生に声がかかることが多いことも背景にあります。
英語に自信がなくても大丈夫ですか?
得重先生:英語が母国語ではない弁護士は多いですし、彼らが必ずしも英語が得意なわけでもないので、積極的にコミュニケーションを取ってみて欲しいですね。
後輩弁護士にNPはオススメできますか?
得重先生:真面目に数年働いたら他の事務所に比べて絶対に成長できると太鼓判を押します。